【演者】 須田 立雄 先生(昭和大学名誉教授)【演題】東京医科歯科大学時代の想い出と、私のビタミンDと骨の研究
第43回システム発生・再生医学分野セミナー
ハイブリッド形式にて開催しました
日時:令和6年9月17日(火)17:00-18:00 要旨:私は1960年東京医科歯科大学・歯学部を卒業し、 荒谷 真平先生(東京医歯大・歯学部 生化学講座)の下で「ビタミンDと骨の研究」を始めた。 本年6月、沖縄で開催された第42回日本骨代謝学会で、私は大会長の高柳 広教授の招きで、自分の「ビタミンDと骨の研究」の経緯を講演する機会があった。その講演を聽いて下さり、今回、母校のセミナーにお招き下さったのが浅原 弘嗣先生である。 東京医科歯科大学は本年10月1日を以て東京工業大学と合併・統合することも知った。
本講演では、私の60年間の研究生活を振り返り、当時、お世話になった母校の荒谷 真平先生と中林 宣男先生(東京工業大学出身、本学医用機材研究所教授)の思い出話を交えながら、私の「ビタミンD と骨の研究」についてお話したいと思う。当日は、①活性型ビタミンD発見の経緯、②活性型ビタミンD合成誘導体アルファロール開発の経緯、 ③破骨細胞誘導因子ODF/RANKL発見の経緯の3点に絞ってお話しする予定である。 私が体験した研究の経緯を、特に、若手研究者の皆さんに聞いていていただければ幸いである。
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