【演者】 松本 功 先生(筑波大学 教授)【演題】 関節リウマチの病態と治療update -TNFα-IL-6軸の歴史と今後-
- SystemsBioMedicine TMDU
- 2023年1月30日
- 読了時間: 1分
第36回システム発生・再生医学分野セミナー 日時: 令和5年1月16日(月)17:00-18:00 講演要旨:関節リウマチ(RA)治療は進化し、バイオ製剤やJAK阻害薬の多くの自己免疫・炎症性疾患への広範な適応拡大により、RAにおけるTNFα-IL-6軸や、他のサイトカイン阻害軸病態との同異点への理解度が深まった。
本セミナーではRAの病態論に関する最新知見をまとめ、TNFαIL-6軸を中心にin vivo, in vitro, そしてin silicoで明らかにされたエビデンス、自験での関節炎原生抗GPI抗体、TNFα誘導蛋白TIARP/STEAP4、血清シトルリン化ITIH4蛋白、高齢発症リウマチのメカニズムに至るまでを解説し、RA病態メカニズムとその展望を皆様と討議したい。
最新記事
すべて表示第48回システム発生・再生医学分野セミナー ハイブリッド形式にて開催しました 日時:令和7年1月9日(木)17:00-18:00 要旨:本講演では、当研究室で推進している、最先端の情報科学を活用したRNAに関するデータサイエンス研究を紹介する。第一に天然のRNAに関する...
特別セミナー ハイブリッド形式にて開催しました 日時:令和6年12月4日(水)17:00-18:00 要旨:クライオ電顕を用いた複合体解析に関して、最近我々は、副甲状腺ホルモン受容体(PTH1R)に対するバイアスアゴニスト(Gタンパク質とのみ共役し、βアレスチンと共役し...
第47回システム発生・再生医学分野セミナー 本学対面にて開催しました 日時:令和6年11月14日(木) 17:00-18:00 要旨:筋間質に存在する間葉系間質細胞(MSC)は、脂肪化や線維化の起源となる細胞として発見されたが(Uezumi et al., Nat...
Comments