【演者】 尾畑 やよい 先生(東京農業大学生命科学部バイオサイエンス学科 教授)【演題】卵子形成を再構築するin vitro系の開発とその応用
- SystemsBioMedicine TMDU
- 2024年2月28日
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更新日:2024年4月1日
第39回システム発生・再生医学分野セミナー
本学対面にて開催しました
日時:令和6年2月29日(木)16:00-17:00 要旨:卵子は、次世代に半数体の遺伝情報、エピジェネティック情報、母性因子、細胞小器官などを継承する役目を担い、これらは卵子の質的なインテグリティに不可欠である。一方、精巣内に幹細胞を保持する精子と異なり、卵巣には限られた卵母細胞のプールしか存在せず、このプールから成熟卵子を定期的に産生する量的制御も不可欠である。卵子の質や量を司る分子機構には未解明な点が多く残されており、in vitro卵子形成は、卵子形成機構を解明するツールとして、あるいはヒトを含む動物の生殖や育種のツールとして役立てることが期待される。本セミナーでは、私たちが開発してきたin vitro卵子形成とその応用例について紹介させていただく。
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