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【演者】 北川 大樹 先生(東京大学 教授)【演題】ヒトがん細胞における多様な細胞分裂機構

  • 執筆者の写真: SystemsBioMedicine TMDU
    SystemsBioMedicine TMDU
  • 2019年12月17日
  • 読了時間: 1分

大学院特別講義 第28回システム発生・再生医学分野セミナー 日時:令和元年12月13日(金)17時00分-19時00分 要旨:中心体は進化上保存された細胞小器官であり、分裂期紡錘体の形成に重要であることから娘細胞への均等な染色体分配、ゲノム安定性維持に深く関与している。これまで我々は、中心体形成に介在する分子機構の解析、基本原理の理論構築を精力的に進めてきた。一方、ヒトがん細胞においては、中心体を物理的に除去しても、中心体に依存しない紡錘体形成機構により細胞分裂が進行することが報告されている。多種類のヒトがん細胞の分裂様式の比較解析から、我々は異なるヒトがん細胞種において、紡錘体形成における中心体の寄与度が大きく異なることを見出した。本講演では、中心体形成とヒトがん細胞における柔軟な分裂機構に関して議論したい。

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