【演者】 鈴木 勉 先生(東京大学 教授)【演題】RNA修飾によるエピトランスクリプトーム制御と疾患
大学院特別講義 第24回システム発生・再生医学分野セミナー 日時:平成30年7月23日(月)17時00分-19時00分 要旨:RNAは転写後に様々な修飾を受けることが知られており、最近はエピトランスクリプトームと呼ばれ、転写後段階における新しい遺伝子発現制御機構として、生命科学における大きな潮流を生み出している。私たちは、RNA修飾がメタボライドの濃度を感知することで、ダイナミックに変動する現象を捉えた。 本講演では、RNA修飾の変動と制御が関与する生命現象および疾患の発症機構について私たちの最近の成果をご紹介したい。